IT農業プロジェクト研究会
研究会の活動を終了しました。
(最近の研究会活動)
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講演資料集4(第63回(2015年4月)~第82回(2018年12月))の発行
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第84回(2019年 3月20日(水)13:30~19:00)
(1)豊洲市場見学会(13:30~16:45)
13:30 集合
ゆりかごめ「市場前駅」前
豊洲市場青果棟、西側エントランスホール
13:45~14:15(30分) 豊洲市場の概要説明(ビデオ他)
14:15~16:45(2時間30分)
青果棟の見学(60分)
水産卸棟および水産仲卸棟の見学(90分)
(2)懇親会(17:00~19:00)
場所:ゆりかごめ「豊洲駅」前
豊洲シェルタワー2階「豚道楽」
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第83回(2019年 1月18日(金)15:00~17:00(17:30))
(1)話題提供1(15:00~16:00)
「JAグループのディジタルイノベーションを考える」
農林中央金庫
執行役員・ディジタルイノベーション推進部長 荻野 浩輝 氏
(2)話題提供2(16:00~17:00)
「空からの精密農業」
(株)ナイルワークス 代表取締役社長 柳下 洋 氏
活動目的
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21世紀における人類危急の課題は、環境、エネルギーと並んで食糧であると言われている。日本でも、世界的な食糧需給の逼迫が懸念される中で、農業分野における国際競争力の強化や食糧自給率の維持・向上が叫ばれて久しい。しかしながら、農業従事者の高齢化、新規就農者の減少など、日本農業を取り巻く状況は依然として厳しい。一方では、CO2排出量を大幅削減する低炭素社会の実現に向けて、社会・経済構造の変革が強く望まれている。また、東日本大震災の福島原子力発電所事故による放射線汚染、有名ホテルや大手百貨店のレストランにおける食品表示不正などに起因して、食の安全・安心に対する消費者の関心も高まっている。
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このような観点から、IT農業P研究会(http://www.npowin.org/ita/)では、食・農分野における新事業の創出、環境保全型農業の実現、食の安全・安心に関する情報提供などをめざして、ICTを活用した新しい農業システムの研究開発を目的としている。ICTを活用して、生産性向上だけでなく、地球環境保全、食の安全・安心確保に貢献することが重要と考えている。
活動状況と今後の展開
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IT農業P研究会には、現在40以上の大学や公的機関、民間企業に所属する研究者や技術者が参加して、約2ヶ月に1回のペースで研究会を開催し、環境制御・モニタリング、トレーサビリティなど、IT農業に関する技術動向や食・農分野のトピックスに関する調査・議論を進めている。
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最近では、IT農業P研究会のメンバーが中心となって、ICTを活用したトマト低段密殖栽培の大規模実証試験にも取り組んできた。今後も、研究会の成果をまとめて、新しい農業システムを提案していきたいと考えている。